アーユルヴェーダが教える、冷たいドリンクの落とし穴と対策法
- みな.Chai
- 6月26日
- 読了時間: 3分
夏バテの原因、間違ってない?
“冷やしすぎ”が不調を招く理由
「最近、暑くて毎日アイスやシェイク、冷たいドリンクばかり…」 「だるいし、肩もこるし、やる気が出ない…でも、夏ってそういうものでしょ?」
もしそう思っていたら、ちょっと立ち止まってみてください。 その不調、実は “冷やしすぎ”が原因かもしれません。

アーユルヴェーダの視点から見る「冷たいもの」の影響
アーユルヴェーダでは、体の中には「アグニ(消化の火)」があるとされ、 この火が、食べ物や感情、情報までを消化・処理する力だと考えられています。
ところが、冷たいものの摂りすぎはこのアグニを弱めてしまう原因に。 アグニが弱ると、未消化物(アーマ)が体に溜まり、 だるさ・むくみ・便秘・肌荒れ・メンタルの不調にまでつながります。
特に「冷たくて甘くて重い」もの——たとえば、シェイクやフラペチーノのようなドリンクは、 一時的な満足感はあるものの、内臓の火を一気に消してしまうリスクが高いのです。
現代医学的にも、「冷え」はだるさの原因
現代医学でも、冷たいものをとりすぎると胃腸が冷えて血流が悪くなり、 自律神経が乱れて全身のだるさや疲労感につながることが分かっています。
夏は外の暑さで体表は熱を持っていますが、内臓は冷たい飲み物でひんやり。 この“外は暑くて中は冷たい”というギャップが、自律神経を混乱させ、 眠りが浅くなったり、疲れが取れなかったり…という不調につながります。
じゃあ、どうすればいい?今日からできるアグニサポート
完全に冷たいものをやめる必要はありません。 でも、ちょっと意識を変えるだけで、体はぐんと軽くなります。
朝と昼は白湯を飲む(アグニを目覚めさせるスイッチ)
冷たいものは「昼間」に「少量」で(どうしても飲みたいならシェアでもOK)
ミントやトゥルシーなど、爽やか系ハーブティーを“常温”で
冷房を使っても「お腹は温かく保つ」(腹巻きや湯たんぽも◎)
こうした小さな意識が、夏の不調を予防し、エネルギーの巡る身体を育ててくれます。
最後に:火を守ると、心も体も軽くなる
だるさ、むくみ、やる気の低下—— 実は「冷たいものの摂りすぎ」による“火”のトラブルかもしれません。
この夏は、アーユルヴェーダの知恵を日常に取り入れて、 内側からスッキリ軽やかな毎日を過ごしてみませんか?
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本格的に体を整えたい方は、スリランカのアーユルヴェーダリトリートもぜひチェックしてみてください。
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