不調だらけだった私が“整う”体に変わるまで|アーユルヴェーダとの出会いと変化#1
- みな.Chai
- 5月12日
- 読了時間: 4分
更新日:5月13日
40代後半に差しかかり、体力や気力の低下、
そして「なんとなく不調」がずっとつきまとっている感覚。
更年期を意識する時期にも入り、ホルモンバランスや体調の波も大きくなってきた頃、
私の人生を変えるような出会いがありました。
それが「アーユルヴェーダ」という、
インド・スリランカに根づいた5000年の知恵でした。

不調が“当たり前”になっていた私
10代の頃から、私はいつも何かしらの不調を抱えていました。
婦人科で「ホルモンが80代レベル」と言われたこともあり、
身体感覚はずっと“老人の中身を持った若者”みたいな状態。
2020年には甲状腺の全摘手術を受け、体の抵抗力はさらにダウン。
さらにコロナの影響もあり、外出する気力すらない日々が続きました。
とにかく「疲れているのがデフォルト」だったんです。
ネパールで得た“ヴァータ”という気づき
2022年末、ようやく海外へ行けるようになった頃、
20年ぶりの親友との再会を目的にネパールを訪れました。
そこでたまたま立ち寄ったアーユルヴェーダクリニックで、
ドクターにこう言われたんです。
「あなたの不調は全てヴァータが原因ですね。さらに自らヴァータを増やすような生活習慣をしていますよ。」
ヴァータ。それは「風のエネルギー」を意味していて、
そのバランスが崩れているせいで、体調が不安定になっているとのこと。
コーヒーを控えること、早めに寝ること、ギーと白湯を摂ること。
そんな基本的なアドバイスを受けながら、オイルトリートメントを受けたとき、
なんとも言えない安堵と、「この人は、私を“分かってくれてる”」という感覚があったのを今でも覚えています。
生活を少しずつ変えたら、体も変わってきた
日本に戻ってから、ドクターの指示に従って生活を変えていきました。
さらに本や論文を読み漁り、スパイスやハーブを自分なりに取り入れ、
「ヴァータを鎮める暮らし方」を実践するようになったんです。
すると、2か月ほど経った頃から少しずつ変化が。
夜よく眠れるようになり、肩こりが軽くなり、
なによりも「あ、これやってみたいな」という意欲が戻ってきたんです。
気がつけば、私、ハード系エクササイズ施設に入会してトレーニングしてました(笑)。
昔だったら考えられなかった行動です。
でも、それくらい“体が整う”って、エネルギーの回復に直結するんだと実感しました。
健康になったら、もう会社員でいる理由がなかった
この変化は、体だけじゃなくて人生の選択にも影響を与えました。
好奇心が戻り、集中力が戻り、人との関わりが増えて、
「サラリーマンでいる必要、もうなくない?」という発想になったんです。
そして私は、退職しました。
理由は「スリランカで本場のアーユルヴェーダを体験したいから」。
会社にはやや白い目で見られましたが(笑)、
私の中ではとても自然な流れでした。
まとめ:これからは、更年期に備えて
自分がどれだけ「ズレた状態」に慣れていたのか、
それに気づいた瞬間から、人生は変わっていきました。
アーユルヴェーダとの出会いは、
“整う”ことの感覚を初めて教えてくれた出来事だったと思います。
そして、これから迎えるであろう更年期。すでに周りの多くの友人たちが悩んでいます。
そんな女性の体の節目も意識しながら、私のさらなるアーユルヴェーダの探求が始まりました。
この体験の続きを、次回のブログでご紹介します。
次回は「本場スリランカで“本物のアーユルヴェーダ”を探した日々」について。
どうぞお楽しみに。
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