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不調だらけだった私が“整う”体に変わるまで|アーユルヴェーダとの出会いと変化#1

更新日:5月13日

40代後半に差しかかり、体力や気力の低下、

そして「なんとなく不調」がずっとつきまとっている感覚。


更年期を意識する時期にも入り、ホルモンバランスや体調の波も大きくなってきた頃、

私の人生を変えるような出会いがありました。


それが「アーユルヴェーダ」という、

インド・スリランカに根づいた5000年の知恵でした。

ホットタオルとお香

不調が“当たり前”になっていた私

10代の頃から、私はいつも何かしらの不調を抱えていました。

婦人科で「ホルモンが80代レベル」と言われたこともあり、

身体感覚はずっと“老人の中身を持った若者”みたいな状態。


2020年には甲状腺の全摘手術を受け、体の抵抗力はさらにダウン。

さらにコロナの影響もあり、外出する気力すらない日々が続きました。

とにかく「疲れているのがデフォルト」だったんです。


ネパールで得た“ヴァータ”という気づき

2022年末、ようやく海外へ行けるようになった頃、

20年ぶりの親友との再会を目的にネパールを訪れました。


そこでたまたま立ち寄ったアーユルヴェーダクリニックで、

ドクターにこう言われたんです。


「あなたの不調は全てヴァータが原因ですね。さらに自らヴァータを増やすような生活習慣をしていますよ。」


ヴァータ。それは「風のエネルギー」を意味していて、

そのバランスが崩れているせいで、体調が不安定になっているとのこと。


コーヒーを控えること、早めに寝ること、ギーと白湯を摂ること。

そんな基本的なアドバイスを受けながら、オイルトリートメントを受けたとき、

なんとも言えない安堵と、「この人は、私を“分かってくれてる”」という感覚があったのを今でも覚えています。


生活を少しずつ変えたら、体も変わってきた

日本に戻ってから、ドクターの指示に従って生活を変えていきました。

さらに本や論文を読み漁り、スパイスやハーブを自分なりに取り入れ、

「ヴァータを鎮める暮らし方」を実践するようになったんです。


すると、2か月ほど経った頃から少しずつ変化が。

夜よく眠れるようになり、肩こりが軽くなり、

なによりも「あ、これやってみたいな」という意欲が戻ってきたんです。


気がつけば、私、ハード系エクササイズ施設に入会してトレーニングしてました(笑)。

昔だったら考えられなかった行動です。

でも、それくらい“体が整う”って、エネルギーの回復に直結するんだと実感しました。


健康になったら、もう会社員でいる理由がなかった

この変化は、体だけじゃなくて人生の選択にも影響を与えました。


好奇心が戻り、集中力が戻り、人との関わりが増えて、

「サラリーマンでいる必要、もうなくない?」という発想になったんです。


そして私は、退職しました。

理由は「スリランカで本場のアーユルヴェーダを体験したいから」。


会社にはやや白い目で見られましたが(笑)、

私の中ではとても自然な流れでした。


まとめ:これからは、更年期に備えて

自分がどれだけ「ズレた状態」に慣れていたのか、

それに気づいた瞬間から、人生は変わっていきました。


アーユルヴェーダとの出会いは、

“整う”ことの感覚を初めて教えてくれた出来事だったと思います。

そして、これから迎えるであろう更年期。すでに周りの多くの友人たちが悩んでいます。

そんな女性の体の節目も意識しながら、私のさらなるアーユルヴェーダの探求が始まりました。


この体験の続きを、次回のブログでご紹介します。

次回は「本場スリランカで“本物のアーユルヴェーダ”を探した日々」について。

どうぞお楽しみに。


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