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アーユルヴェーダで知る、整う食べ方。オーガニックでも消化できなければアーマ(毒)になる

更新日:5月12日

オーガニックでも不調?その原因は“消化できていない”からかも

「オーガニックだから安心」「スーパーフードを食べてるから健康」

そう信じて、体に良いものを選んでいるのに、なんだか整わない。疲れやすい。肌が荒れる。気分が重たい。

そんな経験、ありませんか?

アーユルヴェーダの視点では、それらの不調の根本原因に「アーマ(未消化物)」が関わっていると考えます。


籠に入ったオーガニック野菜

アーユルヴェーダが教える「アーマ」と「アグニ」

アーマとは?未消化物が毒になるプロセス

私たちの体には、本来「アグニ(消化の火)」という消化力があります。このアグニが弱まると、食べ物や感情をうまく処理できなくなり、中途半端に消化された“未消化物”が体に残ってしまいます。

それがアーユルヴェーダで言うアーマ(Ama)です。

アーマは、

  • ねばねば

  • 重い

  • 濁ったものとして体内に蓄積され、やがてだるさ、肌荒れ、便通トラブル、メンタルの不調など、さまざまなトラブルの火種になります。


アグニ(消化力)を整えるという視点

だからこそ大切なのは、「何を食べたか」ではなく、「どう消化できたか」。

アグニが強く整っていれば、少しの添加物や農薬が入っても体はきちんと処理できます。逆に、アグニが弱っていれば、どれだけ自然栽培や無添加にこだわっても、それが毒(アーマ)になってしまうことさえあるのです。


こだわり食材より大切な“消化できる自分”

現代では、「安心・安全な食材を選ぶこと」に注目が集まっています。もちろん、それは素晴らしいことです。

でも、そこに「整う視点」が抜け落ちてしまっていることが多いのです。

どんなに高価なスーパーフードでも、食べながらスマホを見ていたり、ストレスでいっぱいだったり、食後すぐに寝転がったりすれば、体はうまく受け取れません。

大切なのは、「選ぶ力」より、「整える力」。

あなた自身の消化力を、日々の習慣や呼吸、食べ方で整えていくことが、本当の意味での“食養生”になるのです。


ボーダーのシャツを着て和食を食べる笑顔の女性

まとめ|整う食事は、あなたの中から始まる

オーガニックにこだわること。スーパーフードを取り入れること。そのすべてが「整えるための選択」なら、とても価値あるものになります。

でももし、「こだわってるのに整わない」「不安で食べ物を選んでいる」そんな感覚があるのなら、それはアーマ(未消化物)のサインかもしれません。

食べることは、ルールじゃない。“わたしを整える”ための、やさしいセルフケア。

今日からはぜひ、食材だけでなく、「消化できる自分かどうか」に意識を向けてみてください。

整う食事は、あなたの中から始まります。

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