アーユルヴェーダで知る、整う食べ方。オーガニックでも消化できなければアーマ(毒)になる
- みな.Chai
- 5月5日
- 読了時間: 2分
更新日:5月12日
オーガニックでも不調?その原因は“消化できていない”からかも
「オーガニックだから安心」「スーパーフードを食べてるから健康」
そう信じて、体に良いものを選んでいるのに、なんだか整わない。疲れやすい。肌が荒れる。気分が重たい。
そんな経験、ありませんか?
アーユルヴェーダの視点では、それらの不調の根本原因に「アーマ(未消化物)」が関わっていると考えます。

アーユルヴェーダが教える「アーマ」と「アグニ」
アーマとは?未消化物が毒になるプロセス
私たちの体には、本来「アグニ(消化の火)」という消化力があります。このアグニが弱まると、食べ物や感情をうまく処理できなくなり、中途半端に消化された“未消化物”が体に残ってしまいます。
それがアーユルヴェーダで言うアーマ(Ama)です。
アーマは、
ねばねば
重い
濁ったものとして体内に蓄積され、やがてだるさ、肌荒れ、便通トラブル、メンタルの不調など、さまざまなトラブルの火種になります。
アグニ(消化力)を整えるという視点
だからこそ大切なのは、「何を食べたか」ではなく、「どう消化できたか」。
アグニが強く整っていれば、少しの添加物や農薬が入っても体はきちんと処理できます。逆に、アグニが弱っていれば、どれだけ自然栽培や無添加にこだわっても、それが毒(アーマ)になってしまうことさえあるのです。
こだわり食材より大切な“消化できる自分”
現代では、「安心・安全な食材を選ぶこと」に注目が集まっています。もちろん、それは素晴らしいことです。
でも、そこに「整う視点」が抜け落ちてしまっていることが多いのです。
どんなに高価なスーパーフードでも、食べながらスマホを見ていたり、ストレスでいっぱいだったり、食後すぐに寝転がったりすれば、体はうまく受け取れません。
大切なのは、「選ぶ力」より、「整える力」。
あなた自身の消化力を、日々の習慣や呼吸、食べ方で整えていくことが、本当の意味での“食養生”になるのです。

まとめ|整う食事は、あなたの中から始まる
オーガニックにこだわること。スーパーフードを取り入れること。そのすべてが「整えるための選択」なら、とても価値あるものになります。
でももし、「こだわってるのに整わない」「不安で食べ物を選んでいる」そんな感覚があるのなら、それはアーマ(未消化物)のサインかもしれません。
食べることは、ルールじゃない。“わたしを整える”ための、やさしいセルフケア。
今日からはぜひ、食材だけでなく、「消化できる自分かどうか」に意識を向けてみてください。
整う食事は、あなたの中から始まります。
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