「肌荒れ」や「だるさ」が急にやってくるのはなぜ?アーユルヴェーダでひもとく“時間差で出る不調”のしくみ
- みな.Chai
- 5月1日
- 読了時間: 2分
更新日:5月12日
「特にストレスがあるわけじゃないのに、なぜか調子が悪い」「がんばって整えているのに、急に肌が荒れてきた」そんな“謎の不調”を感じたことはありませんか?
実はそれ、アーユルヴェーダでは「深層に溜まっていたものがようやく出てきたサイン」と考えられています。

体は「安心できたとき」に不調を出す
私たちの体は、緊張やストレスの真っただ中では症状を出す余裕がありません。ピンと張り詰めた状態で動き続け、「今はがんばらなきゃ」と耐えてくれているのです。
そして本当に安心できた時――心と体が「もう出していいよ」と判断したときに、はじめて症状が出てくることがあります。
アーユルヴェーダの視点では、「今の不調」は“過去のがんばり”の名残
アーユルヴェーダには、病気には6つの段階があるとする「シャット・クリヤ・カーラ(六病期理論)」があります。
不調は突然現れるのではなく、最初はごくごく微細なドーシャの乱れから始まり、体の奥にある組織へとゆっくり進行し、ようやく表面(皮膚や感情)に出てくるのです。
だからこそ、肌荒れやだるさなどの体調の波は、あなたの“今のせい”ではなく、“やっと出せるようになった”結果かもしれません。
あなたの体は、ちゃんと整おうとしている
最近、不調が出てきたなら。もしかしたらそれは――
✅ 忙しい日々から抜けた後
✅ 仕事や環境の一区切りがついた後
✅ 新しいステージへ進もうとしている今
そんな「ちょっと余白ができたタイミング」ではないでしょうか?
体は、あなたのがんばりを見届けて、ようやく「手放せる」と判断しているのかもしれません。
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